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執筆者の写真Naomi - Ālokaḥ

過去を手放すこと

尊敬する瞑想の先生から、

「一度気がついてしまったら、この道に足を踏み入れたら、もうその道から外れることはありません」と言われました。

瞑想を続けていると、一進一退、時には、一進百退(!)してしまった感に襲われることもあります。

でも、百退も螺旋を昇る進歩なんです(と、思います!断言。笑)



瞑想は、今にあること。

過去に浸るでなく、未来を想うことでもなく、今を経験すること。


瞑想を始めると、ほんの15分間静かに座るだけでも自分がどれだけ過去や未来に執着しているかわかります。


瞑想中に「怖い」と感じることがやってくるかもしれません。

それは、過去や未来を手放すと自分が消えてしまうのでは・・という恐怖かもしれません。

また、過去や未来とくっついている自我が、忘れてもらっては困る!と自分自身を守ろうとして、闇やさまざまなイメージをつかって幻を見せてくる時もあります。

あなたは、考える人であって、その考えではありません。あなたは、感じる人であって、感情ではありません。  あなたは、経験する人であって、経験ではありません。 あなたは、思い出す人であって、記憶ではありません。 

その怖さがやってきたらそれは大きな一歩。

ひるまず、その感情を客観視します。

自身の中にある高次の知性であるブッディーさんに明晰な目で観察してもらいます。

観察することは、思考や感情のように現れては消えるものではなく、常にそこにあります。


変わらないものの側に立って気づき続ける。

これを訓練することで新しい神経回路が作られ、それは、本当の自分とつながる道となります。


(うーん、説明するのはほんとーに難しいなああ)


そうするうちに、えもいわれぬ平穏が、奥深いところから訪れてくれる時が、必ずやってきます。


毎日、コツコツ。ひそかな愉しみ。



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